行ったところ備忘録

日記のようなものです。

8作品だけが並ぶフェルメールルームが贅沢すぎる。フェルメール展に行ってきた。

大盛況開催中のフェルメール展に行ってきましたので備忘録がてら感想を綴っていきます。

フェルメール展 について

会場:上野の森美術館
会期:2018年10月5日(金)~2019年2月3日(日)
開館時間:9:30~20:30(最終入場時間20:00)※1月2月は9:00開館
休館日:12月13日
観覧料(税込):(一般)前売り券2,500円、当日券2,700円
        (大学・高校生)前売り券1,800円、当日券2,000円
        (中学・小学生)前売り券1,000円、当日券1,200円
アクセス:JR各線 上野駅から徒歩4分
     東京メトロ銀座線 上野駅から徒歩5分
     東京メトロ日比谷線 上野駅から徒歩5分 

キャッチフレーズは「最大にして、最も贅沢な。」このキャッチフレーズの通り、今回のフェルメール展ではフェルメール作品の展示数が日本で過去最多となっています。その展示数は9点。現存するフェルメール作品が35点と言われる内の9点が日本にやってきます。ただここで注意しておきたいことがひとつ。それは同時に9点が見られるわけではないということ。作品の入れ替えがあるため同時に見られるのは多くても8点。日本初公開の「赤い帽子の娘」は12月20日(木)までの展示で、同じく日本初公開の「取り持ち女」は2019年1月9日(水)からの展示なので気をつけましょう。

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美術展では珍しい日時指定入場制を採用

今回のフェルメール展では、美術展では珍しい日時指定入場制となっています。日付と時間を指定してチケットを購入し、その時間に入場する方式です。混雑緩和の策を講じたのでしょう。そのあたりも踏まえて感想をご紹介していきます。

前売り券をコンビニで購入し、指定の日時に上野の森美術館に行ってきました。入場時間10分前に到着すると上野の森美術館の前には長い列。入場列に並んでいると、係員が前から順番にチケットの確認をしていましたので、並ぶときはチケットを準備しておきましょう。寒空の中並び始めてから10分後、指定の入場時間になると列が動き出しました。今回の展示では入場者全員に音声ガイドが無料で貸し出しされます。その音声ガイドを配っていることもあり、館内に入れたのは指定の入場時間から20分後でした。

フェルメールの作品があるのは最後のエリア

入館するとはじめのうちは結構混雑していました。入場時刻になったら並んでいた人たちが流れるように入ってくるので、最初のエリアの絵画の前で止まって動けなくなっることが多かったです。

今回は、各部屋の行き来は自由にできるので混んでいる部屋を飛ばして後で見に来ることが可能です。次の入場時間組の15分前くらいになると、はじめのほうの部屋は空いているのでゆっくり鑑賞することができますよ。ぜひ行き来できることを生かして回ってみてください。

フェルメール展は6つのエリアに分かれています。

「オランダ人との出会い:肖像画」「遠い昔の物語:神話画と宗教画」「戸外の画家たち:風景画」「命なきものの美:静物画」そして、「光と影:フェルメール」の6エリアです。

フェルメールの作品があるのは、最後の「光と影:フェルメール」通称、フェルメールルームのみ。それまでの5つのエリアにはフェルメール以外の画家らの作品が並びます。「フェルメールは最後だけかよ」と思いましたが、これが逆に期待が高まりました。5つのエリアで作品を鑑賞し、階段の降りて白い通路を歩くと、前方に「牛乳を注ぐ女」が見えてくるのはよかったです。見つけた時に「あっ!」とテンションが上がりました。

まとめ

私が行ったのが日曜日だったからなのか、入場してすぐは混雑していました。けれども、時間が進むにつれてゆっくり鑑賞できるくらい人が少なくなりました。これは日時指定入場制だからだと思います。なので、入場して1周目は気になる作品に目星をつけて、2周目で目星をつけた作品をゆっくり鑑賞するのがいいかもしれません。

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日が沈むとイルミネーションがきれいでした。

ご覧いただきありがとうございましたー