行ったところ備忘録

日記のようなものです。

2018年9月中席 新宿三丁目にある新宿末広亭に行ってきた。

都内には4件の寄席があります。浅草の浅草演芸ホール、上野の上野鈴本演芸場、新宿の末廣亭、池袋の池袋演芸場

私は池袋演芸場以外によく落語を聞きに行きます。よく行くと言っても月に1回程度ですが。

今回は新宿の末廣亭をご紹介します。落語初心者の方もどうぞー。 

新宿末廣亭 について

期間:1月1日~12月29日
時間:昼の部12:00~16:30
   夜の部17:00~21:00
値段:(一般)3,000円
   (シニア:65歳~)2,700円
   (学生)2,500円
   (小学生)2,200円
アクセス:東京メトロ各線 新宿三丁目駅から徒歩1分
     JR各線 新宿駅から徒歩10分
     東京メトロ新宿御苑前駅から徒歩10分

新宿三丁目の飲食店に囲まれて佇んでいるのが、新宿末広亭。夜の部は19時以降に入ると割引料金の1,500円で落語を聞くことができます。

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さっそく入場!

窓口でチケットを購入したら右の入り口から入ります。チケットをもぎってもらったら、今日の番組表を受け取ります。

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末廣亭の中に入ったら空いている席に座りましょう。末廣亭には中央に椅子席と両端に座敷席があります。個人的に見やすいのは中央の椅子席。寄席の雰囲気を味わいたのであれば、座敷席もありです。あと、人気の噺家さんがトリの日は、1階席だけでは満員になるので、2階席が開きます。2階席は前方が座敷席で後方が椅子席。こちらは前方のほうが見やすいです。

普段は撮影禁止ですが、以前三遊亭天どん師匠が主任を務めていた時に1度だけ撮影OKだったので、その時の写真を1枚。

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さて席に座ったら、落語タイムです。

この日の目当ては柳家喬太郎師匠。これまで鈴本演芸場浅草演芸ホールでも紹介してきましたね。

大人気の柳家喬太郎師匠なので、今夜は2階席もオープン。私は遅れて入ったのでこの日は2階席から観覧しました。

この日の演目

この日の演者と演目はこんな感じでした。先述の通りこの日は遅れて入ったので、その時の演者と演目の紹介です。演目の末尾に記載した文は、僕なりのあらすじです。(敬称略)

柳家 小傳次:金明竹 骨董屋の店番を頼まれた小僧に、なまりのきついお客さんがやってきた。
古今亭 菊寿:幇間腹 あらゆる趣味に飽きた道楽若旦那が鍼に興味を持って……
ホームラン(漫才)
夢月亭 清麿:東急駅長会議 東急線の駅長らの会議でとある駅長が……
入船亭 扇好:黄金の大黒 大家の機嫌を損ねないために長屋の住人たちが……
伊藤 夢葉(奇術)
林家 錦平:紙入れ 逢瀬中の間男の新さんのもとに旦那が帰宅。女将の計らいで脱出するが……
柳家 小里ん:夏泥 とある長屋に入ってきた泥棒。懐にある刃物で長屋の住人を脅すが……
柳家 喬志郎:のっぺらぼう 夜遅くまで屋敷にいた吉兵衛はその帰り道、身投げしようとする女性を見つける。
林家 正楽(紙切り
橘家 文蔵:馬のす 釣り好きの男が馬の尾の毛を抜いてテグスの代わりにしようとすると……
柳家 小ゑん:ぐつぐつ 屋台のおでんに耳を澄ませると、聞こえてくるのは……
翁家社中(太神楽)
柳家 喬太郎:偽甚五郎 浮浪者の勘吉という男が、居候先で左甚五郎と名乗る男の作品に口を出してしまう。

まとめ

お目当ての柳家喬太郎師匠は偽甚五郎。「竹の水仙」や「ねずみ」などのお話と同じく、彫刻の名工 左甚五郎が登場する落語。話の中では、前の噺家が振った落語からもネタを拝借して、笑いを誘っていました。

ちなみに廣末亭の周りには遅くまでやっているお店も多いので、落語の余韻に浸りながら一杯なんてこともできますよ。

ご覧いただきありがとうございましたー

【2019年正月二之席に行ってきましたので、こちらもどうぞ】

kreview.hatenablog.jp

 

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