行ったところ備忘録

日記のようなものです。

また行きたい!森美術館で開催中のレアンドロ・エルリッヒ展に行ってきた。

六本木ヒルズ森美術館で開催されているレアンドロ・エルリッヒ展に行ってきました。まずは基本情報から紹介します。

目次

行く前の基本情報 レアンドロ・エルリッヒ展 について

レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル

場所:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
会期:2017年11月18日(土)~2018年4月1日(日)
開館時間:10:00~22:00(最終入館21:30)※火曜日のみ10:00~17:00(最終入館16:30)
料金:一般1,800円
   シニア(65歳以上)1,500円
   学生(高校・大学生)1,200円
   子ども(4歳から中学生)600円
アクセス:東京メトロ 日比谷線 六本木駅からコンコース直結
               都営地下鉄 大江戸線 六本木駅から徒歩4分

突然ですが、石川県にある金沢21世紀美術館の”スイミング・プール”はご存知でしょうか?プールの上部にだけ水が張られていて、中は自由に歩き回れる作品です。L'Arc〜en〜CielのLinkのMVにも似たプールが登場しますね。あれの制作者がレアンドロ・エルリッヒなんですよね。ということは、今回のレアンドロ・エルリッヒ展も鑑賞者の参加できる作品がきっと多く展示されるでしょう。

アートって難しそう・・・と思っている人も楽しめるし、一人で行くより複数人で行く方が面白そうな展覧会になりそうです。

さらに撮影OKな作品もあるということなので、思い出に1枚、もしくはSNS用に撮影なんてこともできますね。ひとりよりふたり、ふたりよりさんにん、さんにんよりたくさんで行きましょう。

レアンドロ・エルリッヒ展に行ってきた。

と、いうわけで、レアンドロ・エルリッヒ展に行ってきました。

事前にTwitterで混雑具合を調べてみると、「休祝日はチケットを買うだけで40分待ち」というツイートがチラホラ。なので、私は友達とクモの像で待ち合わせて森美術館が開館する10:00に行く作戦を決行。開館直後でも待つかなと思っていましたが、チケットの購入で10分くらい待つだけで入場できました。作戦成功です。入場後もお客さんが少なかったので、作品をスムーズに見て回ることができましたよ。

ちなみにファイナルファンタジー展も始まっているようで、そちらは行列ができていました。

ここからはネタバレです。
自分が好きだったものを紹介していきます。主にインタラクティブアートです。

自分も水上にいる気がしてくる、"反射する港"

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まず入場者を迎えてくれるのが"反射する港"。

水に浮かんでいるように見えるこちらのボートの写真。現場では、ボートが波に揺られているようにゆらゆらと動いているので、本当に水に浮かんでいるんじゃないかと錯覚します。ずーっと見ていたら、自分も揺れている感覚に陥りました。

ノスタルジックな気分になった"教室"

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次に"教室"。

ガラスの向こうには廃墟になった学校の教室。黒い椅子に座ると机に座った生徒みたいに、前方にある一番大きな黒い物体のところに立つと教壇に立つ先生みたいに、ぼんやりとガラスに映ります。なんだかお化けみたいですね。廃墟の教室に自分がいるのを見ているとノスタルジックになってきました。

思ったより怖かった"試着室"

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続いてこの展覧会のメインのひとつ、"試着室"。

実はこれ、迷路になっています。試着室の鏡があるところとないところがあるんですね。自分が映ったり映らなかったり……鏡のないところを進んでいくと出口に行けます。

こんなの騙されないよとか思うでしょう?試着室の椅子の位置も鏡になっているので、ほかの人がいないと案外スムーズに進めないもんですよ。鏡に当たるのが怖くて、一度手を前に出して鏡がないかを確認してしまいます。

あぶないっ!?人が落ちそうな "建物"

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そして展覧会最大の目玉、"建物"。

人が落ちそうに見えるのは、地面から45°に傾いている鏡に映った目の錯覚ですね。ここで記念写真を撮る人が多いようでした。ちなみに写真を撮るときのコツで、片足を浮かしてみてください。地面から片足を離した方が、鏡に映った時に浮遊感があるので、少しだけリアルになりますよ。

そのほかの展示物

他にも何点か紹介します。

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世界の国々の形をした雲。日本は分かりやすいですが、ほかの雲はどこの国でしょうか?森美術館で確かめてみてください。

まとめ

展示されていた40点以上の作品は、どれも目の錯覚を起こすトリックが施されていて非常に楽しめました。どの作品でも会話が弾むので、一人で行くよりも誰かと一緒に行くほうが、確実におすすめです。大人だけじゃなく、親子で訪れていたお客さんもいたので家族で遊びに行くのもいいと思いますよ。 

ちなみに2月25日(日)まで代官山のアートフロントギャラリーでも、レアンドロ・エルリッヒの個展を開催していますので、そちらにも遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
代官山のアートフロントギャラリーで開催中の個展の記事はコチラ

ご覧いただきありがとうございましたー