行ったところ備忘録

日記のようなものです。

正月二之席 鈴本演芸場に行ってきた。

都内には4件の寄席があります。浅草の浅草演芸ホール、上野の鈴本演芸場、新宿の末廣亭、池袋の池袋演芸場

私は数年前に友人に連れてってもらったことをきっかけに池袋演芸場以外によく落語を聞きに行きます。よく行くと言っても月に1回程度ですが。

先日も行ってきたので、今回は上野にある鈴本演芸場をご紹介します。
まだまだ僕も初心者ですので、落語初心者の方もどうぞー。

目次

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基本情報 鈴本演芸場について

期間:1月1日~12月28日(ほか休みは不定期)

時間:昼の部12:00開場 12:30~16:30
   夜の部17:00開場 17:30~20:40

値段:一般 2,800円
   学生(中学生~24歳・要 学生証提示) 2,500円
   子ども(小学生以上) 1,500円

アクセス:東京メトロ 銀座線 上野広小路駅から徒歩1分
     都営大江戸線 上野御徒町駅から徒歩5分
     JR各線 御徒町駅から徒歩5分
     東京メトロ 日比谷線 仲御徒町駅から徒歩10分
     JR各線 上野駅から徒歩10分

鈴本演芸場に入場!

窓口でチケットを購入したら入口へ。チケットをもぎってもらったら、今日の番組表を受け取ります。

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この日の目当ては柳家喬太郎師匠。
劇場に入ってエスカレーターを登ったら係員が案内してくれます。案内に従って後方、もしくは前方の扉から入って空いている席に座りましょう。

劇場内の撮影は禁止なので、写真は外観のみです。劇場内の紹介は入り口でもらえる番組表の地図で紹介します。

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すでに演目が始まっているときは、後方の扉から入ることになります。演目が終わるまでは後方で待っていてください。演目の途中に席を探したり、座っている人の前を横切って座ろうとしたりするのはマナー違反です。演目が終わってから席に座りましょう。

あの演目は何?というときは

落語の合間には色物と呼ばれる、漫才や奇術、紙切り、曲芸などが挟まります。
落語の演目は噺家さん本人が言ってくれることもありますが、言わないことの方が多いです。

あの話面白かったけど、なんて演目なんだろう?と思ったときは、Twitterで検索するとわかりますよ。鈴本演芸場で見たなら、終わった後に「鈴本演芸場」で検索。落語に詳しい人が、その日に誰が何の演目をやったのかを大体つぶやいています。

この日の演目はこんな感じでした。演目の末尾に記載した文は、僕なりのあらすじです。

桃月庵 はまぐり:真田小僧 お小遣いをもらうために子供がとった行動は……
古今亭 ちよりん:薬缶 「この世に知らぬものはない」と言うご隠居に質問攻めすると……
ダーク広和(奇術)
古今亭 菊之丞:親子酒 息子の酒癖を心配して、親子で禁酒を始めるが……
林家 彦いち:みんな知っている 隠していたエロ本が母親に見つかった!!
ホームラン(漫才)
柳家 喬之助:堀の内 「堀の内の御祖師様」へお参りに行くが……
桃月庵 白酒:喧嘩長屋 些細なことで長屋に住む夫婦の喧嘩が始まると……
ペペ桜井(ギター漫談)
宝井琴調(講談):徂徠豆腐 豆腐屋が貧しい学者を支援すると……
林家 楽一(紙切り)
柳家 喬太郎:カマ手本忠臣蔵 浅野内匠頭吉良上野介は男色だった?

お目当ての柳家喬太郎師匠は浅野内匠頭吉良上野介がオカマという設定のカマ手本忠臣蔵でした。

まとめ

僕が落語を寄席へ聞きに行くのが好きな理由に、話の中に時事ネタを入れ込むからというのがあります。この日は時事ネタをたくさん話していました。セクハラ行司から貴乃花白鵬はれのひ、そしてセンター試験とてんこ盛り。

難しそうと言われる落語も皆が知っている時事ネタと絡めてくれるから面白いんですよね。落語を聞いたことがないという人も一度聞きに行ってみてください。

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鈴本演芸場では入り口で前座さんが太鼓を叩いて、お客さんをお見送りしてくれます。 

ご覧いただきありがとうございましたー

【2019年正月二之席へ行ってきました】

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